法的トラブルの解決のためには、十分な法律の知識、
法的トラブル解決のための裁判手続きや話し合い等の十分な経験が必要です。

したがって、弁護士としての一定の経験を積むことなしには、
トラブル解決について適切に見通しや方針の判断をすることは困難と思われます。

地方の名士や世話役として、いろいろな人生相談を受けたり、
その一部として法的トラブルの相談を受けた経験が多い方もおられるようです。
そのような方に、参考意見程度にトラブルについての相談をすることはともかく、
責任ある判断を求める事は一般的には危険と思われます。

もちろん、弁護士でない人が、
報酬を得る目的で法律事務を行うと弁護士法72条に違反することになり
(「非弁活動」、「非弁行為」等といいます)、
懲役、罰金等の処罰を受けることがありますので、
そういう人に報酬を支払って相談や依頼をすると厄介な事件に巻き揉まれることにもなります。